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男神执事团(『Butlers~千年百年物語~』)アニメ化にみる潮目の変化

つい先日、2018年冬クールから始まるTVアニメ『Butlers~千年百年物語~』のティザーサイトが公開されました。

www.butlers-anime.com

 

本作品に対する認知度はまだ相当低い段階だと思いますが、私にとっては割と衝撃的なニュースでした。

なぜなら、これはもともと中国企業のコンテンツが原作であり、それに対して日本のカドカワが出資をするというからです。

(出典:浅夏动漫HP http://summeracg.cn/content20170918.html

このニュースを見て私は、2018年は中国原作アニメの転換点になるかもと思いました。

 

中国原作アニメといえば、2016年に入ってから急増し、「中華アニメ」「中国資本」といった話題とともに耳目に触れるようになりました。

中国原作アニメをいくつか例に挙げると以下の通り。

hitorinoshita.com

reikenzan.net

enmusuyouko.com

 

そして、そうした話題のなかでは「中国ではエログロ的表現や思想・言論が規制されてるから面白いコンテンツを作れない」といったフレーズがセットになりがちです。

言わんとしていることは分かるのですが、果たして本当に作れないのでしょうか。私は決してそんなことはないと思います。

日本の企業がコンテンツの海外展開をしているのと同様に、中国企業もまた現地のディストリビューターや海外子会社設立を通じてコンテンツの海外進出を進め、「走出去」戦略による対外投資も行っています。

極論になってしまいますが、もし自国内で規制等の理由により売れなかったとしても、他の国や地域で売れれば良いわけです。 

そうしたなか、日本では「つまらない」と評される中国系アニメに先立って成功しているのがアプリゲームです。日本でのパブリッシュの際はローカライズないしカルチャライズされており、中国のアプリだと気付かないうちにプレイしている人も相当数いるのではないでしょうか。

 

ここ一、二年でいうと、例えばこれ。

stars.happyelements.co.jp

yys.163.com

www.nikkigames.co.jp

美少女・萌え系ゲーム/アプリ「崩壊3rd」公式サイト

 

最近で言えば、これ。

アズールレーン

(日本リリース前から目をつけてましたアピールですすみません)

 

上で挙げたアプリはいずれも、アプリマーケット(iOS,Google Play)の売上でランキング上位に入っているものです。『陰陽師』(网易)なんかはアジア以外の地域でも売れています。これらは一例であって、魅力的なアプリは他にも多く存在します。

 

こうした事実から、「アプリゲームが受け入れられてアニメが受け入れられない理由はない」と私は思っています。

 

だいぶ脱線してしまいましたが、『Butlers~千年百年物語~』は、公式サイトを観る限り原作をカルチャライズしているようです(例えばキャラクターの氏名)。今までの中国原作アニメはそれをうまくできていなかったのも失敗の一つだ思います。

カドカワが中国原作のアニメ化に関わる2018年、流れが変わるんじゃないかなぁと期待半分憂い半分な気持ちです。

ツイッター @dongmanshangye